聖剣伝説レジェンド オブ マナ3

第4回「十悪」

今回の『聖剣3』は『聖剣3D』と称した特別版でございます。
『3Dシステム』を搭載した事により画面から飛び出たり、立体に見える事により、よりリアルに感じられます。
では飛び出るPC(携帯)小説お楽しみ下さい。




カリフォルニア
デビルズマウンテン
空中。
浮かぶ空く魔(アクマ)とホウキにまたがるマナミちゃんが戦ってる。

ブーン

キキーッン!

マナミ「マナミファソラシド♪火の玉」

ゴォー!

空く魔「エロイムエッサエム☆魔力絶対零度」

カキーン

マナミ「マナミファソラシド♪かき氷にな〜れ」

ボボン

マナミ「シャクシャクうん美味い」

空く魔「おのれ〜!エロイムエッサイム☆うなれ!竜巻!」

ビュー!

マナミ「キャッホイ!」

竜巻に飲み込まれるマナミちゃん。

空く魔「アッハハ!言わんこっちゃない。女のくせに出しゃばるからだ」

マナミ「マナミファソラシド♪サーフィン」

竜巻の波にのり、サーフィンのごとくホウキに乗っかるマナミちゃん。

マナミ「イェイ!」

空く魔「な、なんだって!」

マナミ「マナミファソラシド♪大津波!」

ゴゴゴゴゴゴ…

空中にあらわる大津波〜ビックウェーブ〜

空く魔「ひい!」


ざっぷ〜ん!


空く魔「ガボボッ」

波にのまれる空く魔。

バシャバシャッ

空中旋回するマナミちゃん。

空く魔「ぶはっ!」

マナミ「マナミファソラシド♪ダチョウになれ!」

空く魔「!!」

ボボン!

空く魔「え?」

ヒュー――――――――

空く魔「ギャー飛べなーい!」

バタバタ!

ヒュー――――――――

空く魔「くっ!こなくそ!根性ー――――!」

ヒュー―――――――

バタバタ!


ドカーン!


ピクピク…

空く魔「ピヨピヨ…」

原口「スゴイ!マナミちゃん!圧勝だね」

マナミ「あたぼーよ!」

空く魔「ピヨピヨ…」



一方
デビルズマウンテン
悪魔城、悪魔王の間

魔王「どうです?お見合いの方は?」

悪魔王「順調だ。今2人は『闘ってる』ぞな」

魔王「は?闘ってる?」

悪魔王「シーク大魔王よ。貴様の妹には『次期悪魔王候補:空く魔』の鍛え役になってもらうぞな」

魔王「空く魔ってアノ『空く魔』か!」

悪魔王「そうぞな」

魔王「空く魔と闘ってる?!マナミが危ない!」

悪魔王「もう遅い」

魔王「【移動】!」

ブン!

シーク大魔王は魔法でマナミちゃんの所に移動した。


悪魔王「ふん。悪魔の中でナンバー2と言われた『空く魔』だ。今さらもう遅い。お見合いなんて二の次。チカラをつけよ!空く魔よ!」





場面は戻り…

マナミ「ほらぐっさん地上まで降ろしたる」

原口「うん」

スタッ

マナミ「よっと」

原口「死んでんのかな?」

ピクピク…

空く魔「ギュー」

スタッ

マナミ「スタ?」

魔王「マナミー!大丈夫か!」

マナミ「あら兄さま」

原口「魔王さん」

魔王「て、無事なようだな」

マナミ「どうした?」

魔王「いや悪魔王の奴がだましやがって!」

マナミ「まー悪魔だからな。騙しはするだろ」

魔王「れ?『空く魔』はどうした?」

マナミ「倒した」

魔王「な!」

悪魔王「マジか!」

魔王「わ!悪魔王!いつのまに!」

悪魔王「起きろボケなす!」

空く魔「ひ!悪魔王様!」

悪魔王「女ごときに負けおって!お前本当に強いんだよな?今までの戦勝報告に偽りはないよな?」

空く魔「え〜と…」

ポリポリ…

魔王「ふむ。お互い『後継者育成』には苦労しているようですな」

悪魔王「まったく『聖樹』の開花宣言がなされたというのに」

原口「聖樹?」

マナミ「聖樹?」

空く魔「あ〜聖樹ね」

マナミ「知らんだろ」

空く魔「う」

悪魔王「おい『空く魔』」

空く魔「は、はい!」

悪魔王「負けたバツだ。米国のホワイトハウス(白米の家)にしょんべんかけてこい」

空く魔「え!」

悪魔王「あの炊きたての香りは本当ムシズがはしると前から思ってたんだ」

空く魔「ですよね。いや楽勝ですよ。マジで」

悪魔王「とかいって部下にやらせる気じゃないだろうな」

空く魔「ギクリ」

悪魔王「ふむ。シーク大魔王よ」

魔王「ん?」

悪魔王「おたくの妹を見張り役にさせてよいかな?」

魔王「……。いいですよ。妹の修行にもなるし」

マナミ「まー別にいいけど」

魔王「じゃーマナミもしょんべんかけてこい」

マナミ「うん。いいよ」

魔王「俺も白米の匂いヤダ。ウッってなる」

マナミ「白米でウッなるって妊娠じゃね?」

悪魔王「とにかく決まりだな。明日には出発しろ。つー事で支度せいや」

マナミ「はーい!」

空く魔「へい…」

魔王「じゃぐっさん帰ろうか」

原口「へ?」

魔王「ぐっさんには危険だよ」

マナミ「あ、まだ認めてねーなコノヤロー」

魔王「恋愛なんて清々し事して正義に感化されちゃカナワン」

悪魔王「恋愛が正義?バカ言っちゃいけない。恋愛はもっとも邪悪な欲望であり、ドロドロであり、誘惑である」

魔王「え?」

悪魔王「誘惑だなんて、おたくの妹は立派な魔女に成熟しているようで羨(ウラヤ)ましいですな」

魔王「そ、そう?」

原口「(こうやって惑(マド)わすのが悪魔という事か)」

悪魔王「魔女の誘惑。素晴らしいワルっぷりだ!」

マナミ「フフフ。ばれちゃあしょうがない、その通りだ!あたいは魔女として立派に魔女道を進んでいるのだ!」

魔王「そうだったのかーマナミー――!そうとも知らず俺はー!」

マナミ「分かればよし」

魔王「おー!マナミー―!」

悪魔王「ニヤニヤ」

魔王「じゃあ3人で行ってこい!」

マナミ「おう!」

空く魔「ら、楽勝」

原口「別に行きたいワケじゃないんだけど」

悪魔王「ニヤニヤ(みんな不幸になればいいな)」








一方
岩の国。
鹿間
まなみさん
古厩任三郎
マグネシウム。

鹿間「ふむ。これで『六観音』も3人集まったな。順調順調。世界平和のためにも他のチームを楽させるためにも頑張っておくれ」

まなみ「はい」

マグネシウム「ざっと神仙境の概要を聞きましたが、真面目そうな活動で良かったです」

古厩「そいじゃ『西の都』で『十悪の盗人(ヌスット)』に出会えるから行こうぜ」

マグネシウム「ちょっと待ってください。そもそも『十悪の盗人』って何なんですか?」

鹿間「十人の悪人で構成された少人数犯罪組織。それが『十悪』だ」

マグネシウム「犯罪組織『十悪』…」

鹿間「そのメンバーの1人が『盗人(ヌスット)』竹田家シイ、なのだ」

マグネシウム「『竹田家 シイ』名前まで分かっているのですか」

鹿間「ああ、だがそう簡単には捕まらん」

古厩「その情報なら我が警察にも検索したらあるかも」

マグネシウム「ボスは誰なんだ?」

鹿間「『悪(ワル)』のヤスだ」

マグネシウム「他のメンバーは?」

鹿間「『欲しがり屋』『マネしんぼ』『ポイ捨て』『借りた物を…」

古厩「で『盗人』はいいの?」

マグネシウム「そうだ!盗まれた俺の『マグネシウムの針金で作ったカレーのオブジェ』や『近所の子供が盗まれたドラクエ』とかを取り返せねば!」

鹿間「そうだったな。じゃあテレポートすっから行ってきな」

まなみ「はい!」

鹿間「テレポート」

パッ


岩の国、西の都。

パッ

マグネシウム「お!」

古厩「へー、ここが西の都か」

街中。
行き交う人々。

まなみ「で、古厩さんの予言では、ここで『盗人』に出会うんですよね?」

古厩「そうだ」

まなみ「では待ちましょう」


3時間後…。


マグネシウム「来ないじゃん」
まなみ「いつ出会うのか正確な時間は分かりますか?」

古厩「ん〜と……。5秒後」

マグネシウム「な!スグじゃん!」

古厩「3、2、1」

マグネシウム「キョロキョロ…」

古厩「ゼロ」

し〜ん

マグネシウム「……」

まなみ「……」

古厩「……」

マグネシウム「もう1分くらいたったぞ」

まなみ「もしかして…」

マグネシウム「?」

まなみ「今お互い会ったけど気付かなかったという事では…」

古厩「あ」

まなみ「誰も顔を知らないなら、目の前を通っても気付かないのでは…」

古厩「あ」

マグネシウム「出会うってだけで、対決するワケじゃないのか!」

古厩「そういう事か…な…」

マグネシウム「じゃあ次はどこに現れるか予言しよう!先回りしてそこをタタく!対決だ!」

まなみ「いやそれより盗んだ物がドコにあるか予言しよう!それの方が手っ取り早いです!」

古厩「了解!え〜と盗まれた物は……、岩の国、西の都、岩肌コンサートホール『チームロック』の楽屋で見つけるでしょう」

まなみ「チームロック?」

マグネシウム「今、人気のミュージシャンです」

古厩「そいつの楽屋で見つけるでしょう。さらに盗人との戦闘には展開しません」

まなみ「よし。うまい事、事が運ぶようですよ」



『チームロック秋コンサートin西の都3Daysツアー:ファイル』へ。


つづく


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