聖剣伝説レジェンド オブ マナ3

第8回「ウオッシュ!」

神仙境。

ドタタタッ

あわただしく『鹿の間』に入るカスタードまん。

ガチャッ

カー「緊急入電!予言通り『おにぎり』ら鬼が『鬼ヶ島』に上陸しようとしています!」

鹿間「ふふ。ついに取り返しに来たな鬼め」

カー「では、ただちに出撃します!」

鹿間「あわてるな。すでに人はやっている」

カー「え、そうなんですか。いったいどなたが?」

鹿間「とっておきのヤツらさ」






土の国
屋島。

土屋「ではまずは鬼ヶ島の汚れた土をどかすけん」

古厩「どうやって?」

土屋「なんか神仙境さんが人を貸してくれたけぇ。その人らがやってくれるじゃ」

まなみ「え?うちの者が?」

土屋「うむ。現在進行形で神仙境の人が作業をしてくれてるけん」

マグネシウム「誰だろ?」







鬼ヶ島。
海岸。

具無し「よし。全員配置についたか?」

シャケ「第1班ポイントクリア」

おかか「第2班ポイントクリアっす」

ゴマ塩「第3班ポイントクリアでゴザル」

具無し「よし。現在目標の神仙境作業員は土をほじくりかえし中。全班10秒後に作業員にアタックされたし。では、321…。突撃ー!!!」

ワー―――――!




作業場。

「よし。この辺りの土から掘り集めるぞ」

「掘る深さは…」

ワー―――――!

「ん?」

「あれは…おにぎり?」

「あ、具無しですね。あとシャケもいますよ父さん」

シャケ「まずは一撃目!くらえー!」

ギキン!

シャケ「な!ふせがれた!」

「何するんですか」

シャケ「あ!貴様は鬼太郎!」

木太郎「いやだなぁ。今は神仙境の木太郎ですよ」

ナミダ「ナミダもいるろ」

前木「前木です」

後木「後木です」

木門「キモーン!」

目玉「そしてワシじゃ」

具無し「お、鬼王様…」

目玉「何を言わんにゃ。鬼王はテメーだろ」

おかか「まさか鬼王様が…」

ゴマ塩「お、鬼王様だ…」

ざわざわ…

シャケ「全員シャケっとしろ!」

全員「!!」

シャケ「鬼ヶ島奪還を忘れるな!!!」

具無し「!!」

シャケ「だが気持ちを切り替えて鬼王を倒せ!とは言わねー!テメーらじゃ無理だ!!特に具無しはな!だから鬼王は俺に任せろ!!!」

具無し「シャケ…」

シャケ「鬼門とか前鬼とかならウチらに関係ねーから、アタック出来るだろ!」

おかか「シャケ!」

具無し「ありがとうシャケ!シャケっとしたぜ!」

シャケ「おうよ!」

木太郎「どうやら作戦は決まったようですね」

シャケ「じゃかぁしい!テメーも死ぬんだよ!『シャケ骨ミサイル!』」

無数の骨が木太郎や目玉を襲う。

ヒュヒュヒュン!

目玉「はいはい」

カカカカカッ

骨は木太郎らに刺さらず、全て跳ね返された。

シャケ「な!なぜ!!!?」

目玉「じゃじゃ〜ん」

具無し「!」

目玉「無敵の鎧。『鬼瓦の盾』だ!」

シャケ「な!鬼瓦!」

目玉「鬼瓦は邪悪なチカラをしりぞける絶対防御の鎧なのだよ」

目玉ら六人全員 服の中や体やらに『鬼瓦』を装備している。

目玉「聞いた事あんだろ。鬼瓦は邪の侵入をふせぐと」

おかか「鬼瓦…そんなトコロにいたっすね」

目玉「うちらだけじゃない。他の神仙境のヤツらも装備して防御力おおはばアップさ」

具無し「防御力アップて事はそれ以上のチカラでアタックすれば砕けるって事ですよね」

目玉「何だと?」

具無し「銀シャリ化!」

ヴォン!

具無しの体が銀色に輝く!

具無し「ライスシャワー!」

銀色の尾を引いて米粒のカタマリが『前木』を襲う!

ガカカカカカカカッ

前木「へーき平気」

ピシッ

前木「あ、やな予感」

木門「キモーン!」

シュー!

全てのライスシャワーが木門の『門』に吸い込まれる。

具無し「あ!クソ!」

前木「白鬼…いや白木の『前木』!」

後木「黒木の『後木』!」
前木「白と黒のチカラをくらえー!」

後木「リバース!」

どてん!

前木と後木に挟まれた具無しは、さながらオセロのようにひっくり返った。

前木「うはは」

ナミダ「ひっくり返ってやんの」

目玉「という事で『鬼の居ぬ間に洗濯』作戦。お邪魔すんな」

ナミダ「まさにお邪魔女マナミ!!!!!(得意顔)」

シャケ「うっさい!こっからが本場だ!」

目玉「はい木門」

木門「キモーン!」

木門の『門』に吸い込まれるおにぎり達。
全員鬼怒川温泉に帰された。

スー

目玉「わはは」

木門「キモーン!」

目玉「さ、作業を続けるぞ」



鬼怒川温泉

おかか「むぎゅ〜っす」

具無し「くそ」








土の国
屋島。

土屋「おっと1発目の電報だ。なになに…『邪悪な土の除去作業終了。現在清め酒をまいてる中』…と、なるほど順調けんな」

古厩「酒!」

土屋「あ、清め酒ご協力感謝です」

まなみ「いえいえ」

マグネシウム「梅酒をあげたんですか?」

まなみ「その通りです」

土屋「では次の工程をやってもらいましょう」









次の日。
鬼ヶ島。

具無し「今日こそヤツらを倒すぞ!」

ワー―――――!

具無し「!」

ビリビリビリ!

シャケ「ギャー!」

具無し「全員上陸中止!」

ザザー!

具無し「まさか聖域化はコンプリートしてしまったのか!…」

おかか「え!マジっすか」

具無し「…とりあえず撤退だ」




屋島。

土屋「聖土も盛ったし、空気も清浄したし、これで邪悪なヤツは上陸出来んけん」

まなみ「はい。ありがとうございました」

マグネシウム「二度と邪悪なヤツに汚されずにすみますね」

古厩「よかったよかった」

鬼ヶ島、聖域化 完了。
ミッションコンプリート。






一方
悪魔の国。

悪魔王「アレ?」

空く魔「どうしました?」

悪魔王「『聖樹』がヨーロッパからアメリカへ移動しとる」

空く魔「?(だから何?)」


つづく


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