聖剣伝説レジェンド オブ マナ3

第12回「パンツをはいたら」

鹿間シカマル。前・神仙境境主。父。
鹿間シカマル子。現・神仙境境主。娘。
2人は秘密の話しがしたいようです。

神仙境
『鹿の間』。
シカマル。
シカマル子。
まなみさん。
古厩任三郎。
マグネシウム。
5人。

古厩「さすがマグネシウムは物知りだなあ。そうなんだシカマル先生は封印専門の先生なんだ」

マグネシウム「…いや、勉強以前に、普通に学校案内に載ってるぞ…」

シカマル「まー専門って事でもネーけど」

マグネシウム「で、資料で見たんですけど『悪撃退用、必殺アイテム』が倉に眠ってるじゃないですか」

シカマル「あー、クラに眠ってるなー」

マグネシウム「悪を倒すためお借りしてもよろしいでしょうか!」

古厩「ん」

まなみ「え?何を!」

シカマル「つまり くれって事か」

まなみ「色々と話しを聞きたいって、そういう事ですか!」

シカマル「まー、向上心があるのは良い事さ。欲しけりゃやるよ。持ってきな」

マグネシウム「ありがとうございます!」

古厩「お!何かもらえるの?やったー!良かったねー」

まなみ「…ありがとうございますシカマル様」

シカマル「『六観音』気力充分だな」

マグネシウム「ありがとうございます。さっそく倉に行ってきます!」

まなみ「まー、撃退用のアイテムを持つ事は悪い事じゃないか」

鹿間「で気力充分の『六観音』は次ダレを入れるの?」

まなみ「鬼ヶ島の鬼を討伐して、その鬼ヶ島を神仙境におさめた、英雄『目玉』さんはどうかな?と」

鹿間「ほほう」

まなみ「でも『木太郎』さんも捨てがたいし…でもあそこら辺仲が良いですからねえ…さそいに乗ってくれるかしら」

マグネシウム「まーその話しは後後。まずは倉に行きましょ。では失礼しまーす」

ガチャ

スタスタ…

退室する3人。


し〜ん…


シカマル「で、聞いたか?」

鹿間「はい。ニュースで見ました」

シカマル「『聖樹』が現れたそうじゃないか」

鹿間「はい!しかも花の女王が『開花宣言』までしました」

シカマル「今『聖樹』はカリフォルニア州らしいじゃないか」

鹿間「はい。つまり『正義の国』米国です」

シカマル「『聖樹』なら『悪、全滅』も絵空事では無いかもな」

鹿間「そうなりますね」

シカマル「そうなりますね、か」

鹿間「『マヤの予言』は聞きましたか?」

シカマル「あー、聞いた。マナの樹に真実の名が刻まれし時、『赤い果肉』の実がなるでしょう。

真実の
名が刻まれし時、
実がなるでしょう。ってヤツだろ?」

鹿間「そうそれ」

鹿間「『マナの樹』…間違いなく『聖樹』の事ですよね」

シカマル「間違いなくそうだな」

鹿間「『聖樹』…何が起こるのやら…」




一方『倉』では…

神仙境第一倉ぼっこ。
まなみさん。
古厩任三郎。
マグネシウム。

ガチャ

古厩「わ!スゲー!強そうな武器やアイテムがいっぱいある!」

マグネシウム「さて一番強力な『必殺アイテム』はどれだろ」

古厩「まなみさんはどんなんが欲しい?」

まなみ「私は武器はいいや」

古厩「そうなん?これなんてスゴそうだけど」

マグネシウム「どれどれ!」

古厩「これ」

すごい雰囲気のあるアタッシュケースを指さす。

マグネシウム「おー確かに!いかにもスゴそうって感じのオーラが出てる!」

パチン。

ケースを開ける。

古厩「!」

マグネシウム「?」

古厩「…青い色したメガネ?」

アタッシュケースの中に『メガネ』が入ってた。

マグネシウム「何だ?メガネって?どんな武器だ?」

まなみ「とはいえ神仙境の事ですから、どんなチカラが秘められてるか分かったものではないですが」

マグネシウム「青色メガネにね〜…」

古厩「よく見るとメガネに『龍』が彫ってありますよ」

マグネシウム「どれどれ…本当だ」

まなみ「それにこの青色メガネの他にケースには3つメガネがありますし」

アタッシュケースの中には『メガネが四つ』入ってる。

マグネシウム「謎だ」

古厩「ん?よく見ると紙が入ってるじゃん」

マグネシウム「え。何て書いてある?」

古厩「青龍、玄武、朱雀、白虎…」

マグネシウム「青龍!何か俄然(ガゼン)強そうな予感!」

古厩「なるほどそうか!青いメガネは『青龍』、こちらの白いメガネは『白虎』!全4色のそれぞれのメガネにこの幻獣が対応してるんだ」

マグネシウム「さすが名推理!」

古厩「警部補古厩任三郎ですから」

まなみ「色ちがいの4つのメガネ…」

マグネシウム「青龍とか白虎とか期待がもてそうだな」

古厩「うん強そう強そう」

マグネシウム「さて他には何か良さげな武器はないかな。刀とか槍とか…」

まなみ「いやダメですよ。1つまでです。礼儀ってもんですよ」

マグネシウム「そっか」

まなみ「しばらくしたら、また来ればよいのだから」

マグネシウム「はい」

まなみ「で青龍や白虎の他には何か書いてあります?というか使用説明とか」

古厩「四神ケース…だけですね。あとは何も書いてない。使い方とか特に書いないなあ」

まなみ「分かりました。ではこの『四神ケース』のお礼を言いに行きましょう」

マグネシウム「うす」

古厩「わ〜い」




鹿の間。

鹿間「で、知ってるんでしょ」

シカマル「へ?何を?」

鹿間「しらじらしい」

シカマル「ふ〜む。やはりバレたか」

鹿間「父上には見透かされてると思ってましたよ」

シカマル「で他にはバレてないよな?」

鹿間「バレてません。つうかバレてたら大変な事になりますよ」

シカマル「我が神仙境に鬼がいるなんてさ」

鹿間「鬼太郎、目玉、ナミダ、鬼門、前鬼、後鬼そして鬼瓦。こいつらが神仙境に入れてくれと言われた時にはビックリしたよ。鬼瓦を装備した事により『聖属性』になってたから他の皆はうまく騙せたけど、私の超能力の前ではバレバレだよ」

シカマル「いわゆる透視ね。しかも鬼ヶ島の鬼をこらしめたので鬼ヶ島をプレゼントします。なんて言うから、もう英雄あつかい」

鹿間「まあ皆とすっかり打ち解けたのは良い事ですがね」

シカマル「で、目玉らを鬼と分かってて神仙境に入れちまって、どうすんの?」


バタンッ!!!!!

マグネシウム「『目玉』が『鬼』!本当ですか!」

まなみ「すいません聞いてしまいました。しかし本当に神仙境のメンバーに鬼がいるんですか!」

鹿間「……本当だ」

まなみ「!」
マグネシウム「!」
古厩「!」

鹿間「君たち。この話しをどう解釈する…」

マグネシウム「どうって、鬼をメンバーに入れるなんて正気のサタと思えません!」

古厩「!なるほど!そういう事ですか!」

マグネシウム「!」

古厩「え〜皆さん。これはですね〜」

マグネシウム「そうか!油断させて討つって事か!&神仙境に入れときゃ常に監視できる状態でもあると!」

古厩「そう!それそれ!」

マグネシウム「分かりました!その鬼退治オレに任せてもらえませんか!鹿間さま!」

鹿間「うん。いいよ」

マグネシウム「あ!あと、この『四神ケース』…」

シカマル「おー、それを選んだか。うんうん持っていきな」

マグネシウム「ありがとうございます!では早速鬼退治に行きたいです」

鹿間「じゃあテレポートで送ったる」

マグネシウム「ありがとうございます」

まなみ「すいませんワザワザ…」

古厩「鬼退治頑張るぞ!」

鹿間「テレポート」

ヒュン

消える3人。

鹿間「…」

シカマル「ワザワザばらすような事をして、これで良かったのかい?」

鹿間「分かりません」

シカマル「分からないって、鬼がいる事ワザとバラしといて…」

鹿間「鬼が出るか蛇が出るか、あとは良い方向にころがる事を祈るのみです」

シカマル「刺激をあたえるって事かい」

鹿間「そ」







一方その頃、カルフォルニア州ハリウッドではマナミちゃんが退避し、ぐっさんVS目玉らの戦いが繰り広げられていた。
そしてぐっさんは『聖杯』の封印を解き『お湯』を解放。
『お湯』は『目玉』に襲い掛かりザプンと呑み込んだのであった。

ザップッーン

目玉「ギボン!ボビガビバ ボ ブビヲ…」

バシャン!

目玉「門から吐き出せ!」

木門「……ギモン?」

木太郎「父さん今なんと?!」

目玉「木門!『鬼ヶ島の土』を門から吐き出せ!」

木門「キモーン!」

ドドドドドドドド

大量の土が門から吐き出された。

目玉「土は水を吸収する!」

木太郎「なるほど!」

ドザー

『お湯』に襲い掛かる『鬼ヶ島の土』。
負けじと『お湯』も応戦!

原口「頑張れ『お湯』!」

目玉「ん?このスキにコイツ殺せんじゃね?」

木太郎「あ、本当ですね」

原口「ヤバ、ピンチじゃん」


パッ


マグネシウム「!」

まなみ「!原口さん!」

原口「ま、まなみさん!」

マグネシウム「なんで原口さんがここに?」

原口「お、鬼が、あの、その…」

古厩「なるほど、推理完了です。原口さんも鬼が出たから、ここに来たのですね」

マグネシウム「な〜る」

目玉「ゲッ!まなみに任三郎にマグネなんとか!」

原口「まなみさん!」

まなみ「もう大丈夫です。同じ神仙境同士チカラを合わせて鬼退治しましょう」

マグネシウム「なんか液体と土が戦ってんなあ。しかもあの空気…」

目玉「や、やあキミたち、奇遇だねぇ。ここら辺に鬼が出たらしいけど、同じ神仙境同士チカラを合わせていきましょうよ」

原口「何言ってんの!鬼はあなたた…」

目玉「気おつけろ!まなみ氏!古厩氏!」

まなみ「!」

目玉「鬼は原口だ!」

原口「!」

目玉「実は原口が鬼だったんだよ!」

原口「な、何を!鬼なのはは…」

古厩「鬼なのはズバリお前たちだ!」

目玉「ゲッ!何でバレた!」

古厩「ふふ、以上古厩任三郎でした」

マグネシウム「鬼どもめ、退治してくれようぞ!」

原口「え!なんで目玉らが鬼って知ってんの!」

まなみ「まあ色々ありまして。原口さんも鬼ってみやぶったから1人戦ってるんでしょ」

原口「え、あ、はい」

マグネシウム「とにかくもう心配すんな!鬼は残らずシマツしてやる!」

目玉「騙されるな!鬼は原口だ!」

原口「な!そんなウソよ!鬼は目玉!本当よ」

目玉「神仙境のワシが、鬼ヶ島を納めたワシがウソをつくハズがない!ワシらは鬼じゃない!鬼は…」

マグネシウム「はいはい、そういうのはもういいから。鬼は目玉ら。確定であり、バレバレだから」

目玉「くそ!」

木太郎「まあまあ父さん安心して。たった3人増えたからって何も起きませんよ」

目玉「マジで!」

木太郎「4人全員へなちょこですよ」

目玉「じゃあ4人全員まかせた」

マグネシウム「では早速『四神ケース』を…」

青い色したメガネをだす。

マグネシウム「……」

目玉「…」

原口「…」

古厩「…」

マグネシウム「…使い方どうすんだっけ?」

古厩「えと…」

まなみ「いや、私もちょっと分からないですが…」

原口「えっと…それ四神ケースですよね?」

マグネシウム「そうだ!知ってるのか!で、どんな威力がある!?爆発すんのか!炎が出るのか!」

原口「…、威力ってゆーか、ただの封印アイテムですが…」

マグネシウム「え?封印?殺傷能力は無いの?」

原口「なくはないけど…先生に習ったのは、たしか青いメガネからは青龍がでて攻撃してくれて、弱ったトコロを封印!みたいな!」

マグネシウム「なんだ攻撃してくれるんじゃん!」

原口「いちをは。使うならメガネをかけて下されば…」

マグネシウム「よし!」

スチャ

マグネシウムは青いメガネを装備した。

キュピーン!

マグネシウム「よし!行け青龍!」

メガネに刻まれた『青龍』が実体化し飛び出した!

ギャオー

目玉「うわ!龍だ!」

木太郎「ひるむ必要なし!です父さん!」

青龍「ギャオー!」

火を吹く青龍

よける木太郎。

木太郎「神仙境で学んだ事はダテじゃないです」

ビッ

木太郎「龍は水神。水は電気に弱い…」

ビビッ

木太郎「体内電気!!!」

ビビビビビビビビッ

青龍「ギャオー!」

青龍に抱きつく木太郎。
電気ウナギのように青龍をしびれさす。

マグネシウム「なんだ弱いじゃないか!」

原口「攻撃用アイテムではないので、それに青龍は補助強化系、玄武は防御強化、攻撃力が一番あるのは白虎なんですが…」

マグネシウム「それを早く言え!」

スチャ

青いメガネをはずし『白いメガネ』を装備するマグネシウム。
装備をはずした事により青龍は消える。

木太郎「ちっ」

マグネシウム「行け!白虎!」

白虎「ガオー!」

メガネに刻まれた白虎が実体化した!

タタタッ

木太郎に突進する白虎!

木太郎「来い!」

マグネシウム「待て白虎!先にその弱そうな『目玉』からだ!」

方向転換し『目玉』に飛びかかる白虎!

目玉「ひー!」

ガブリ!

目玉「ギャー!」

木太郎「と、父さん!逃げて!」

目玉「無理ー!さっきの『お湯』のダメージでチカラが入らない!お前がオレを助けろ!」

マグネシウム「ハッハッハ!」

原口「ダメー――――!!!!!!」

まなみ「!」

マグネシウム「?」

木太郎「!」

マグネシウム「ダメって何が?」

原口「白虎の攻撃を解除して!」

マグネシウム「?」

まなみ「?」

マグネシウム「?いいから咬み殺せ!白虎!」

まなみ「相性が合わない!いや、相性がおかしい!『白虎』と『目玉』の相性が奇妙な…」

目玉「こんにゃろー!オレは神仙境の英雄だぞー!今すぐはなせー!」


ごくり


マグネシウム「あ、飲んじゃった」

白虎に飲み込まれた『目玉』。

原口「飲み込ん…、封印完了しちゃった…」

ナミダ「封印完了!」

まなみ「相性がおかしいって…」

『目玉』を飲み込んだ白虎は白いメガネに……


ドクン


原口「やっぱり様子がおかしい…」


ドクン



ウ"オオオオオー―――――!!!!!!

白虎の動きが止まる。

し〜ん…

まなみ「いったいこれは…」

原口「封印が止まった…」

古厩「?何?なんか違うの?」

木太郎「そうか!」

ナミダ「あー、そういえば」

原口「え?何?」

ナミダ「目玉の本名、知ってる?」

原口「目玉じゃないの?」

ナミダ「違う〜。それ目玉だけになってからのアダ名」

原口「え〜と、…鬼王?」

ナミダ「それ、役職名」

原口「ん〜と…、アレ?もしかして本名は一度も出てないのか」

ナミダ「ご名答」

原口「て、事は『鬼門』とか『鬼太郎』とか『鬼瓦』みたいな鬼系の名前?」

ナミダ「ご名答」

原口「名前に『鬼』がついてるって事?」

ナミダ「ご名答」

目玉「つまり強いオレの復活だ。もう小っこい目玉じゃない!名前表記も『目玉』はやめい!!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ブッシャーン!

虎の身体を突き破り、大鬼が出てきた!

ズドーン!

大鬼は虎の皮を剥ぎ、身にまとう。

ナミダ「鬼といえば虎のパンツ!」

原口「虎のパンツ!?」

虎「名前表記も『虎』となった、強いオレ登場だー――――!!!!!」

マグネシウム「ば、ばかな…、目玉が虎のチカラを…」

虎「皆殺しだ」

原口「違和感はこれか…」
パンツ「←どうだ名前表記が『虎』だぞ!カッケーだろ!って何で!ナンデ!ナンデ!パンツになっとるー――――――!!!!!!!」

ナミダ「ぷぷ」

パンツ「なんでー!」

原口「(たぶんマナミちゃんだな。水晶玉で見てるから、魔法で名前をパンツにしたな)」

パンツ「虎なのにー!」




目玉から『虎のパンツ』へ。
略してパンツ。

つづく。


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